大学時代、牧野標本館にいました。
一応、植物分類学に足を突っ込んでいました。
2階には昆虫の分類屋さんが生息。
皆採集には良く出かけるため、お互いの採集を
手伝うなどやっていました。
長野の山奥でオサムシ用のトラップを仕掛けたり、
ガガンボを手当たり次第紙に挟んだりしていました。
本日0時より、タカネルリクワガタが
「種の保存法に基づく緊急指定種の指定」を受けました。
捕獲や殺傷、譲渡、輸出入などが禁止され、違反者には罰則
(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)が適用されるそうな。
さて、そのタカネルリクワガタは昨年横浜に住む医師の方が
論文記載?学会発表?した新種のルリクワガタ。
同定方法は、生殖器の形とのこと。
採集地は極限られている為未発表。
同定方法がオサムシと同じだ。などと思っていたら、
この方、オサムシの図鑑とか出していますね。
やはり、ピカピカ光る小さい昆虫はマニア心を鷲掴みなんですね。
さて、ここで同定力のない私が倒木から小さく綺麗な甲虫を発見。
家へ持って帰って調べてみたらタカネルリクワガタでしたってことも
あるかもしれない。
ネット上では九州地方の山の中だとか言われていますが、
どこら辺かわからないと、同属は自信がないと採取できないですね。
倒木に穴を開けて越冬するようなので倒木に注意。
0 件のコメント:
コメントを投稿